DHCPサーバー構築 バナー

はじめに

さて.DHCPサーバーを起動させるわけですが,ここで使用するソフトはTEMPLE(寺島靖志)氏作の DHCP95を使用します. 小さいツールでNTのサービスにも対応しているので結構便利です.

インストール

添え付けのテキストをご覧ください.

DHCP95の設定

1.リース設定

リース設定

これは,DHCPを参照するPC(DHCPクライアント)に貸し出すIPアドレスの範囲を指定します.別のページで説明している プロキシサーバーマシン上でも起動させることが出来ます.その場合はプロキシサーバーのIPアドレスが 「192.168.1.1」だと思うので,貸し出すIPアドレスは「192.168.1.2」からになります.
「サブネットマスク」は配布するIPアドレスの数によって決めてください.
「デフォルトゲートウェイ」は,違うネットワークとの接続地点になるアドレスを記述します.別のページで説明している プロキシサーバーのネットワーク上にDHCPクライアントマシンがつながっている場合は,プロキシサーバーのIPアドレスを記述するといいでしょう. 図を参考にして設定してください.

2.リース期限

リース期限

「リース期限」を設定しないで無期限リースにしていると,DHCPサーバーでのIPアドレス割り当て変更が行われた場合,自動的に更新されなくなります (実は私はそこでハマってしまった).
「リース期限延長」は,何らかのトラブルでDHCPサーバーが利用できなくなった場合に,DHCPクライアントからのIPアドレス要求を延長させるため の設定です.トラブルが解消できるまでの最大時間を設定しておくとよいでしょう.
「リース期間」「リース期間延長」はそれぞれの環境に合わせて設定してください.

ちなみに私は上の図のような設定です.

3.DNS設定

DNS設定

細かいことは言わずに「DNSを使う」にチェックを入れて,「プライマリDNSサーバー」に,DHCPサーバーマシンの IPアドレスを記入してください.

あとの細かい設定については付属のヘルプファイルをご覧ください.

DHCPクライアントの設定

ネットワークのプロパティ

「ネットワークのプロパティ」→「TCP/IP→[貴方が使用中のネットワークアダプタ名]」をダブルクリックして,以下のように設定してください.

IPアドレス設定

WINS設定

ゲートウェイ設定

DNS設定

DHCP95起動

以上で設定は終わりです.DHCPサーバーやプロキシサーバーでDHCP95を起動させます.

DHCP95起動直後

次にDHCPクライアントを再起動させてください.再起動後,DHCP95の「最新の情報」 をクリックすると,現在のIPアドレス貸し出し状況が表示されます.

最新の状況

あとは本当にきちんとIPアドレスが割り振られているかの確認です.「スタート」「ファイル名を指定して実行」で,

WINIPCFG

と入力してリターンキーを押してください.するとIPアドレスビューワーが起動するので,きちんとIPアドレスが割り当てられているか確認しましょう.

IPアドレスビューワー

「詳細」をクリックするとさらに詳しい情報を見ることができます.

詳細

きちんと割り当てられていない場合は,DHCP95の設定とDHCPクライアントのIPアドレス設定を疑ってみましょう.また,一部のDHCPクライアントは 「ネットワーク」から見えるが,一部のDHCPクライアントが見えないという場合は,LANのケーブルを疑ってみましょう.また,ディジーチェーン用の コネクタにマシンがつながっていない状態のケーブルを刺しておくとこのような状況に陥ります.


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